第九話 瞬間、心、重ねて
第九話「瞬間、心、重ねて」
「ファーストチルドレン!」
アスカにそう呼ばれるも、一瞬「誰?」という顔をして、周囲を見回してしまうレイ。
あ、あたしか。と再起動。
「仲良くしましょう!」
「本当!?やったあー!ネルフで同い年の友達ってシンちゃんしかいなかったんだもん!
同姓の友達っていいもんだよねえ!」
涙流して熱くシェイクハンドシェイクハンドのレイに、ちょっぴりヒくアスカ。
さて、第七使徒襲来。
初号機と弐号機はこれを迎撃、のちけちょんけちょん。
何か不本意な作戦を押し付けられたらしいミサト、シンジとアスカを拉致るや、自宅に引きこもりに。
レイ「シンちゃんもアスカも居ないとつまんないよ〜。ネルフの皆はピリピリしてるしさあ〜…」
暇を持て余したファーストチルドレン、葛城家を強襲。カウンターはペアルック。
レイ「不潔!不潔よー!ゴカイもイソメも無いわあ〜!!」
涙流して走り去るレイを、仕方ないのでおっかけるシンジとアスカ。
その後、二人ばっかりズルいと、良くわからない理屈でレイもユニゾン特訓に参加。
第七使徒、殲滅。
実際に戦ったのは当初の予定通り初号機、弐号機のみで、零号機は指揮棒片手に
音頭とってただけだったのだが、綾波的には至極満足いく戦いだったらしい。
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