雑談中
「皆さん、ちょっと面白いものがあるんでつけど・・・」
「いきなり何よ?」
「今、流行の診断テストでつ。もうナウなヤングにバカウケなんですよ?」
「・・・あんた、今の発言にいくつ死語が混じってると思ってんのよ。」
「へぇ〜、なんか面白そーだね。さっそくやってみよ〜っと♪」
「おお、さすが同志エルピープル!ささ、皆さんもとりあえず騙されたと思ってやってみて下され。」
「私はあまり乗り気では無いが・・・」
「あ〜、マシュマー様そんな事言って、ヘンな診断が出たらイヤなんでしょ?」
「フ・・・何を言う?ハマーン様に仕えるこの私なら、きっと一流の数値が算出されるだろう。」
「とりあえず、私の診断結果を参考までに挙げときますね。」
名前:ラミエル
レベル35 その他リアル系
<パラメータ>
格闘:205 防御:182 回避:240
射撃:211 技量:236 命中:236
精神コマンド:集中/自爆/努力/狙撃/奇襲/戦慄
特殊技能:-/リベンジ/切り払いLv.7/シールド防御Lv.9
<プロフィール>
愛機「爆竜」を駆る、そこそこの実力を持つ操縦者。
「ネガティブナンバー2」の称号を得た。
どちらかというと人付き合いは苦手。真意を理解してくれる仲間はいなかった。
司令官(上司)の信頼をあまり得られていない。
強運で数々の危機を乗り切り、人並みの状況把握能力を持つ。
外向的な性格で、向上心に欠ける性質。
あまり物事を深く考えない面も。
「シャザーラ(ダンガイオー)」と激戦を続け、惜しくも敗れた。
「物事を深く考えないって・・・割と当たってるわね。」
「う〜ん、おかしいですねぇ。私は平和を愛する平和主義者でお友だちもたくさんいるんですけど。」
「脳内妄想で喋るんじゃないわよ。誰がアンタの友達だって言うのよ?」
「ア・ス・カさん♪」
「うるさい!」
「終わったよ〜。こんなのが出ちゃった。」
名前:エルピー・プル
レベル1 モビルスーツ系(宇宙世紀)
<パラメータ>
格闘:131 防御:115 回避:158
射撃:145 技量:167 命中:179
精神コマンド:自爆/集中/熱血/ド根性/かく乱/戦慄
特殊技能:指揮官/頑固一徹/切り払いLv.6/シールド防御Lv.8
<プロフィール>
軍に所属し、「ドーベンウルフ」に乗る、イマイチ目立たない戦士。
「ザ・軍師」の名で恐れられた。
類まれなる魅力の持ち主で、「ヒカル」とは特に仲がいい。
司令官(上司)からの信頼はそこそこ得ていた。
強運で数々の危機を乗り切り、集団をまとめる力は充分。
やや内向的な面はあるものの、宇宙を支配しようとする野心の持ち主。
気持ちが若すぎる面あり。
熱い戦いを「クインシィ(ブレンパワード)」と繰り広げ、完敗した。
「あたし、レベル1なんだって・・・(´・ω・`)ショボーン」
「気を落とす事はあるまい。修理機能のあるユニットに乗って回復役に徹すればレベルは自ずと上がるのだからな。」
「そっか・・・、それもそーだね。」
「でも、宇宙を支配する野心って・・・」
「なんか、DIOさまみたいでカッコイイじゃん♪」
「もしくはフリーザ様とか♪」
「そういう問題じゃないような・・・」
「お前は今までに食べたパンの枚数を覚えているのか?」
「おいおい・・・。」
「俺もやってみたぞ。」
名前:サキエル
レベル9 その他リアル系
<パラメータ>
格闘:156 防御:135 回避:190
射撃:160 技量:184 命中:183
精神コマンド:信頼/集中/応援/熱血/奇襲/復活
特殊技能:指揮官/SPアップ/切り払いLv.9/シールド防御Lv.4
<プロフィール>
愛機「ガーディアル」で勇名を馳せた優れたパイロット。
「センセーショナルな闘士」の二つ名を持っている。
人とはそこそこの距離を保つタイプで、真意を理解してくれる仲間はいなかった。
司令官(上司)の信頼はダントツに高い。
いい時と悪い時の差が激しく、集団をまとめる力は充分。
外向的な性格で、人並みに向上心を持っている。
あまり物事を深く考えない面も。
「アベル」と度々戦闘を繰り返し、相打ちとなった。
「なんつーか、これと言って特徴の無い診断結果だな。」
「何を仰いますやら、普通が一番でつ。」
「うんうん。」
「あんたら、使徒同士そろいもそろって深く考えないのね・・・。」
「そりゃま、深く考えたら単機で第3新東京市に敵地突入なんてしないわな。」
「開き直ってどうすんのよ・・・。」
「ね〜、マシュマー様はやんないの?」
「くだらん、そんな事で時間を費やすなど・・・」
「とかなんとか言っちゃって・・・て、診断出てんじゃん。」
「待て、プル。これは違・・・」
名前:マシュマー・セロ
レベル27 モビルスーツ系(宇宙世紀)
<パラメータ>
格闘:192 防御:162 回避:213
射撃:193 技量:217 命中:231
精神コマンド:根性/偵察/熱血/幸運/友情/威圧
特殊技能:-/-/切り払いLv.2/シールド防御Lv.3
<プロフィール>
軍に所属し、「ボール」に乗る、イマイチ目立たない戦士。
敵味方から「かつてない妖精」と呼ばれた。
その魅力で多くの人々に愛されているが、真意を理解してくれる仲間はいなかった。
司令官(上司)に嫌われている。
いい時と悪い時の差が激しく、人並みの状況把握能力を持つ。
表裏のない性格で、おとなしい性質。
観察力がある。
「アシモフ(ガイキング)」と激戦を続け、流れ弾に当たって戦死した。
「うわ・・・」
「なんだ、その眼は!やはりこんな診断などアテにならん!
アステロイドベルトの彗星と謳われたこの私が何故・・・何故、こんな結果に・・・!」
「ウソダ、ドンドコドーン!」
「あんた・・・、必中も集中も無いんじゃ戦力としてどうしようも無いじゃない。」
「え?それは問題無いよ。そういう便利な精神コマンド無いのはマシュマー様のデフォだもん♪」
「ええ〜い、黙れ!」
「でも、良かったじゃないですか。見事乗機がMAに格上げされてますよ?」
「ボールのドコがMAだ!あんな棺桶になど乗ってたまるか!」
「だって、前にザクVじゃダメみたいな事を言ってたじゃん。マシュマー様、贅沢過ぎ。」
「モノには限度がある・・・。」
「しかも、司令官に嫌われてるって・・・司令官ってハマーン様の事かなぁ?」
「な!・・・ば、馬鹿な。私はハマーン様に嫌われて・・・そんな馬鹿な・・・」
「おまけに流れ弾で戦死って・・・」
「よそ見運転のカツさんと、どっこいどっこいですかねぇ。」
「馬鹿な、この私が・・・」
「おいおい、あまり責めるとそいつの精神崩壊しちまうぞ。ほどほどにしとけって。」
「はぁ〜い。」
「・・・・・。」
「そういえば、ファースト。アンタはどうなのよ?」
「・・・こんなのが出ました。」
名前:綾波レイ
レベル9 バンプレオリジナル(αシリーズ/OG)
<パラメータ>
格闘:165 防御:137 回避:197
射撃:154 技量:185 命中:185
精神コマンド:集中/信頼/鉄壁/狙撃/期待/戦慄
特殊技能:念動力/統率/切り払いLv.2/シールド防御Lv.3
<プロフィール>
「F−28メッサー」を愛機とする優れたパイロット。
敵味方から「蒼き烈風」と呼ばれた。
どちらかというと人付き合いは苦手。最も信頼する仲間は「アム」。
司令官(上司)に嫌われている。
いい時と悪い時の差が激しく、集団をまとめる力は充分。
外向的な性格で、人並みに向上心を持っている。
気持ちが若すぎる面あり。
相容れない「ハッシャ」との死闘で、あっさり倒された。
「つか、なんでアンタ、オリジナル機体になってんの?」
「・・・乗機をその他リアル系に設定するの忘れました。」
「おいおい・・・。」
「レベルはともかく・・・能力値としては中々のものだな。
念動力とやらが何なのかは知らんが、統率の技能を持っているから小隊長としても問題は無いのだろう。」
「あ、復活してる。」
「フ・・・、たかが診断結果に一喜一憂してどうする?
ハマーン様に仕える騎士たるもの、その程度の事で悲観的になどならん。」
「さっき、全力でヘコんでたくせに。」
「ええ〜い、うるさい!」
「人付き合いが苦手って・・・ホント、結構当たってるのね。この診断。」
「で、アスカさんはどうでした?」
「私の事なんかどうだって良いでしょうが。誰も診断するなんて言ってないでしょ。」
「てか、結果はコレか?」
「ちょっと、勝手に見るんじゃないわよ!」
名前:惣流・アスカ・ラングレー
レベル14 その他リアル系
<パラメータ>
格闘:166 防御:145 回避:196
射撃:167 技量:191 命中:191
精神コマンド:加速/偵察/ひらめき/気合/再動/魂
特殊技能:-/強運/切り払いLv.2/-
<プロフィール>
愛機「獣魔」を駆るそこそこの実力を持つ戦士。
「宇宙の補欠」の名で恐れられた。
類まれなる魅力の持ち主で、真意を理解してくれる仲間はいなかった。
司令官(上司)からの信頼はそこそこ得ていた。
恐るべき強運の持ち主で、指揮能力はあまりない。
やや内向的な面はあるものの、野心のために味方を裏切る。
気持ちが若すぎる面あり。
戦闘中に「シャルム(飛影)」と遭遇し、相打ちとなった。
「ぶわっはっはっはっはっは!」
「な、何よ!」
「能力値はともかく、呼び名が宇宙の補欠!これを笑わずして何を笑えと言うんですか?
美味しい、実に美味し過ぎますアスカさん!あなたは間違いなく天才でつ!」
「俺は天才だぁ〜!」
「う、うるっさいわね〜!たかが診断でしょうが!」
「なんだかんだで精神コマンドもあんまり良くねぇんだな。集中も必中も無いぜ。」
「第一、レベルが5も違う綾波さんとパラメーターが互角という時点でどうかと思いまつ。」
「・・・・・。」
「惣流とやら、お前も大変だな・・・。」
「うるさい!類まれなる魅力があるんだからそれで良いでしょうが!」
「確かに、見た目だけならアスカさんはカワイイでつよん♪」
「やかましい!」
「みんな、お茶が入ったけど・・・」
「あ、ヒカリ。おかえりなさ〜い。」
「何か楽しそうにしてたけど・・・何かあったの?」
「アスカさんの天才っぷりについてみんなで話してたんですよ♪」
「アンタ、いい加減に黙りなさいっての!」
「そうなんだ・・・。アスカって凄いのね。」
「ヒカリ、違うってば・・・」
「でも、なんだかんだで診断に特徴が出たな。」
「私は認めぬぞ。あんな診断結果など・・・。」
「ハマーン様に嫌われちゃってますもんねぇ。」
「ええ〜い、黙れ!」
「あ〜、楽しかった♪」
「皆さんの意外な一面が見られたって感じでつね。」
「うるさいっての。」
「・・・そろそろ良いでしょうか?講義を再開しますよ。」
「はぁ〜い♪」
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