「次のお題はこちらです。」
惑星ソラリス 1972/露
「露って言うと・・・ロシア?」
「・・・旧共産圏の映画だと思います。
ソラリスと聞いて某ゲームを思い出した貴方・・・残念ですがそれは間違いです。」
「誰に言ってんの?」
「さて、映画のストーリーを簡単に説明しましょう。」
主人公が惑星ソラリスの調査に向かう。
↓
なぜか、死んだはずの妻が現れる。
↓
主人公、メッチャ苦悩する・・・らしい。
「説明が簡単過ぎるから・・・訳わかんないよ、これじゃ。」
「・・・すみません。」
「はぁ?あんた、なんで謝ってんの?」
「・・・正直、見ている途中で寝てしまったんです。だから物語を覚えていないんです。」
「くぉら!あんた、それじゃ知らないのと同じって事だろうが!」
「申し訳ありません。話の展開があまりにも暇だったので・・・
興味本位で借りたものの、ハリウッド映画に慣れた自分にはあまりにも退屈でした。」
「いい加減にも程があるっての!それじゃ何の紹介にもなってないじゃん!」
「・・・序盤はちゃんと見てましたよ。確か、日本の首都高速が出てきましたね。
なんでも、主人公が宇宙へ向かう途中という設定の部分を日本の首都高で撮影を行っていたそうです。」
「途中まで見てて、なんで寝るのさ?」
「その首都高速の映像が10分以上も大した台詞も無いまま進むんですよ。
普通、その辺は適当にカットするものだと思うのですがそこは共産圏・・・さすがです。」
「さすがってどういう事よ。だいたい、説明になってないっての。」
「で、首都高の映像を見ていて気が付いたら映画が終わってた・・・と。
気を取り直してもう一度見てみたんですが、やっぱり寝ちゃいました♪
ただでさえ長い映画なので、さすがに三度見る気力はありませんでしたし・・・一応の評価としてはこんな感じかと。」
惑星ソラリス 1972/露
物語の難解さ ★★★★☆
首都高安全運転 ★★★★★
安眠度
計測不能
「評価になってないでしょうが。少しは真面目にやったらどうなのよ?」
「・・・評価になってますよ。難しい映画だって一目で解るじゃないですか。」
「・・・もういい。」
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