「次のお題はこちらです。」
ブリタニック 2000/英
「何それ?」
「大ヒットとなったパニック映画タイタニックの二番煎じです♪
舞台は第一次世界大戦当時のヨーロッパ、病院船として戦地に向かう巨大船ブリタニックを巡る・・・
素晴らしい映画となってます。」
「をい、タイタニックはパニック映画じゃなくて恋愛映画じゃないの?」
「何を言うんですか?
タイタニックは、監督が趣味丸出しでタイタニックの特撮に全てをかけたという何とも羨ましい素晴らしい映画なんですよ。
ディカプーとヒロインの恋愛要素なんていうのはただの客寄せパンダに過ぎません。」
「今の一言でどれだけの人間を敵に回したか・・・。」
「フ、甘いですね。
タイタニック=恋愛映画と言う事で拒絶反応を起こす方々もいるはずです。
私はタイタニックの映像美を見て欲しい、監督さんのタイタニックに対するこだわりを堪能して欲しいと思っているに過ぎません。
時間と共に沈み逝くタイタニック、極限まで追い込まれた人間模様・・・あれはいい映画ですよ。
パニックアドベンチャーとしてみるだけなら。」
「・・・・・。」
「さて、問題となるブリタニックなんですが・・・CGがヘボいです。
プレステ初期の作品かと思いたくなるくらいCGがヘボいです。」
「それ、褒めてんの?」
「当然です。ストーリーを簡単に説明しましょう。」
主人公(女性)はタイタニックの生き残り
↓
英国のエージェントとしてブリタニックに乗船
↓
同乗した牧師と恋に落ちる。
↓
ところがその牧師はドイツの工作員
↓
果たして彼の目的は・・・
↓
ジャカジャ〜ン!
「だから、ワケがわかんないって。」
「ブリタニックは病院船ですが、火器を搭載していました。
それを巡るイギリスとドイツの争い、そして駆逐艦やUボートまで出てくる始末・・・
はっきりいって設定としては悪くないのですがCGがヘボいのでどうにもなりません。
やはり、予算も少ないようなので、タイタニックと比べるとどうしても映像にアラが目立ちます。
20年くらい前に公開されていれば、画期的な映像美だったのでしょうが・・・技術革新とは恐ろしいですね♪」
「20年って・・・豪快に貶してどうすんだ。」
「あまり話すとネタバレになってしまうので、ここでの細かい説明は省きますが
ストーリーとしてはそれほど悪い話ではありません。
主人公の造詣に感情移入できるかどうか・・・それが最大のポイントと言えるでしょう。」
「今回はこれだけ?」
「正直、内容をほとんど忘れているので・・・」
「くぉら!」
「一応、評価としてはこんな感じかと・・・」
ブリタニック 2000/英
設定の着眼点 ★★★☆☆
CGの綺麗さ
★☆☆☆☆
B級映画度
★★★★☆
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