「次はこちらです。」
バイオ・スキャナーズ 1993/豪
「また、バイオって名前がついてんだな。」
「そんなところにツッコミを入れられても困りますが・・・とりあえず、ストーリーを説明しましょう。」
ある男が田舎町の商店に乱入
↓
洗剤を購入
↓
車で移動開始
↓
洗剤を飲み干しながらテープに何かを録音する
↓
お約束の様に事故を起こし男は死亡
↓
ジャカジャ〜ン!
「だから、こんな説明じゃ解らないって。」
「これでも解りやすい方だと思いますよ。この後のストーリー展開ははっきり言って理解不能ですから。」
「はぁ?」
「ストーリーが解りやすく娯楽として作られているハリウッド映画と違い、
この映画が何を伝えたいのかがよく解らないのです。
おまけに、ストーリーを解りやすく伝えようという努力の跡も垣間見えません。」
「おいおい・・・」
「どこかの家族がある施設に宿泊する話が進んだかと思ったら、どこかのラリパッパが出てきたりとか、
顔面崩れる特撮が出てきたりとか、変なマッチョが出てきたりとかオバサンが出てきたりとか・・・」
「ワケ解らないって。」
「説明してる私自身解ってないのですから、どうしようもありません。
最終的にはどっかの会社の何かに異常があって、人が何人か犠牲になったという話なのですが・・・
映画そのものが幻覚を見ている様な手法をとっているので、何がなんだか理解できません。
いえ、理解しろと言うのがムリな話と言えます。」
「最悪・・・。」
「一応の評価としてはこんな感じかと・・・」
バイオ・スキャナーズ 1993/豪
監督の独りよがり度 ★★★☆☆
ラリパッパ度
★★★★★
理解不能度 ★★★★★
「見ての通り、非の打ち所のない作品です。皆さん、時間は有効に活用しましょうね♪」
「見るなって言ってるのと一緒じゃん・・・。」
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